アトピー性皮膚炎の知識

アトピー性皮膚炎にみられるアトピックドライスキン

今回はアトピックドライスキンについてご説明します。

アトピー性皮膚炎の方の肌は、角質が持っている本来の保湿機能が劣っています。また、皮膚のバリア機能も低下して刺激を受けやすい、衣服などの繊維にも敏感に反応しやすい肌になっています。
この状態で肌は、強いかゆみがありカサカサの乾燥した荒れやすい、ブツブツ下肌触りになっています。このような肌の状態をアトピックドライスキンと言います。


アトピックドライスキンでの皮膚の保湿機能や刺激に対してのバリア機能の低下は、角質層で作られるセラミドの量が減少することに原因があるようです。
このセラミドの量が正常な量になるには、グルコセレブロシダーゼとスフィンゴミエリナーゼ、セラミダーゼという三つの酵素が、バランスよく働いていることが良い状態です。

セラミドが減少する原因は、最近の研究で別の酵素が関係していることがわかりました。
これはグルコシルセラミドとスフィンゴミエリンという物質が、本来セラミドに変わるはずが別の酵素に分解される為に起こる事がわかりました。この別のものに替えてしまう酵素が原因でセラミドは減少し、アトピックドライスキンの状態になります。

アトピックドライスキンのスキンケアは、皮膚を清潔に保ち保湿を十分に行うことです。身体を洗う洗浄剤は刺激の少ない肌に優しいものを選び、洗うときに強くこすらず泡で洗うように心掛けます。入浴後やその他でも小まめに保湿剤を塗り、十分に皮膚が潤っている状態にしておくようにします。

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